【平成のバラエティー】<9・11>「映画のような出来事が現実社会で発生したことで、“なんちゃってリアル”が通用しなくなった」
TBSテレビで『中居正広の金曜日のスマたちへ』『オトナの!』などの番組を手がけてきた、バラエティプロデューサーの角田陽一郎さん。平成のバラエティーについて振り返るとき、「アメリカ同時多発テロ事件が発生した2001年(平成13年)9月11日は大きなターニングポイントでした」と強調する。「それまでは『電波少年』の成功にならうように、『ガチンコ!』をはじめとしたリアルな雰囲気を重視するドキュメントバラエティーが人気でした。