【野球】メジャー投手の“工夫”は不文律 そもそも滑るボールが問題だが…
マリナーズ・菊池雄星投手が8日のヤンキース戦(ヤンキースタジアム)で素晴らしい投球で2勝目を挙げた裏で、ちょっとした騒動があった。帽子のつばに付着した茶色い物体が不自然、とSNSを中心に話題が広がった。松ヤニではないか、と物議を醸した。もっとも対戦相手のヤ軍も、大リーグ機構も、この話題を不問とした。大リーグではシェービングクリームや整髪ジェル、歯磨き粉なり、オレンジジュースなり、松ヤニなり、滑り止めとして何らかの工夫を凝らすのは暗黙の了解として不文律になっている。