【アニメ】2020年新作に挑む押井守監督が、『うる星やつら』で遊び倒した「入れ子構造」の妙
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(C)1984 東宝 (C)高橋留美子/小学館
観る者を引き込む「タイムループ」
「構想10年」の新作映画が2020年に完成、また夢枕獏原作の伝奇小説『キマイラ』のアニメーション化も進行中の押井守監督。世界的ヒット作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95年)でも知られる鬼才監督の劇場デビュー作は、テレビアニメシリーズの人気に後押しされて製作された『うる星やつら オンリー・ユー』(1983年)でした。