【プロ野球】<男気を履き違えた中日・松坂大輔の退団理由への違和感>野球は、2人の恩人のためではなくファンのためにするということだ
中日の松坂大輔(39)が4日、ナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表と会談を持ち、退団の意向を伝えた。中日は大幅年俸ダウンながら来季の契約継続をオファーしていたが、1日に退団した森繁和シニアディレクター、デニー友利結・国際渉外担当の“恩人2人”を引き合いに出して「僕もいちゃいけないな」と残留オファーを蹴った。松坂は球団に対し不信感を抱いていたともされるが、根本的に間違っているのは、この2年間、松坂を雇用したのは、森SDではなく中日球団だということ。