【東京都】<約300億円>かけて、暑さ対策でマラソンコースなど都道約136キロの遮熱性舗装を進めてきた。
東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催の検討を始めたと国際オリンピック委員会(IOC)が16日、発表したことを受け、大会組織委員会には困惑の声が広がった。開幕まで300日を切っての会場変更は異例で、コース設定、警備や輸送計画から仕切り直しとなるだけに、実現には相当な困難が伴うことになる。「驚いた。もう1年、前ならまだしも…」と組織委幹部がつぶやくと、別の関係者は「青天の霹靂(へきれき)!?、そらそうだよ」と声を上げた。