【ラグビーW杯】<日本代表/具智元>「自分ががんばることで、日本を好きになる韓国人が増えて、韓国を好きになる日本の人が増えたら」
◆桜を胸に「君が代」を歌う韓国人選手
3才からピアノを習い、グラウンドでの戦いの合間にはリラックスのためにベートーベンの『悲愴』を弾く。スポットライトの中の彼の独走トライは、その旋律のように美しかった。負ければ敗退濃厚、勝てば決勝トーナメント進出。命運をかけた大一番で、2トライを挙げてMVPに選ばれ、女子テニスの大坂なおみ(22才)からトロフィーを受け取ったのは、快足のウイング福岡堅樹(27才)だ。