【極道】六代目山口組を早くも震撼させる「高山若頭恐怖政治」の復活 溝口敦
現代ビジネス
神戸山口組壊滅作戦へのシフト
六代目山口組の高山清司若頭は府中刑務所を出所後、早速、若頭業務に復帰し、矢継ぎ早に弘道会と六代目山口組のテコ入れに動き始めた。弘道会では、若頭をそれまでの中野寿城(山本組)組長から野内正博(野内組)組長に差し替えた。こうした人事の意味を探ることは難しいが、西日本の中立系団体幹部によれば――、「中野さんはかつて岐阜刑務所で中田広志・山健組組長と一緒だった時期があり、そこで兄弟分になった。