【サッカー】西川潤、桐光10番を背負った3年間。「新たな答えを出していきたい」
「僕のせいで負けたと思っています」
気丈に振る舞っていたが、溢れる涙をこらえきれなかった。18歳の背中を見て、どれだけのプレッシャーがのしかかっていたのか、どれだけこの高校サッカーに懸けてきていたのかが手に取るようにわかった。第98回全国高校サッカー選手権大会神奈川県予選決勝。今年U-17W杯とU-20W杯の2つのW杯を経験した桐光学園高校FW西川潤(セレッソ大阪内定)は、1年生から背負い続けるエースナンバー10のユニホームを纏って、ニッパツ三ツ沢球技場のピッチに立った。