箱根駅伝は「守り」の東海・青学、「攻め」の東洋・國學院で激戦必至 エントリーから見えてきた“戦国時代”のレース展開とは
選手層が厚ければ往路で勝つ必要はない
箱根駅伝で総合優勝を狙うには、攻めのレースをするのか、それとも守りのレースをするべきか――。どちらを取るかは各チームの状況によって変わってくる。それだけに、各チームのエントリーを眺めることで、その戦略が端々にみえてくる。東海大のように選手層の厚いチームは、復路までを見据え、10区間が終わったところで先頭にいれば良いという「守り」の戦略が取れる。