【ボクシング】36歳八重樫、TKO負け…引退示唆「考えないといけない時期」
プロボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ(23日、横浜アリーナ)36歳、不屈の男らしく泥臭く攻め続けたが、力及ばなかった。激戦を物語るように左目周辺を大きく腫らし、リングを去る八重樫に大きな拍手が送られた。「途中行けるかと思ったけど、ずっと怖さがあった。(試合を)止められたのは自分の力不足。チャンピオンが強かったです」序盤はフットワークを生かして距離を取りながら小刻みに仕掛け、4回に左ボディーをヒットさせると一転、連打を浴びせた。