【和製フリット】規格外のフットボーラー石塚啓次 いまだから明かせる高校、Jリーグ秘話
金髪、ピアスで残した強烈なインパクト
「ホンマに忘れっぽいし、いい話もできないけど。それでもよければ、どんどん突っ込んで聞いてください。あんまり時間もないけど……」待ち合わせの店で初めて顔を合わせると、石塚啓次はそう言ってほほ笑んだ。少し意外だった、と言えば、失礼かもしれない。だが、引退後はほとんどサッカーに関する取材を受けてこなかった彼から、まさかこんな貴重な取材機会をもらえるとは想像だにしていなかった。