【漫画】『包丁人味平』 ひとりの男を料理の世界に導いた、「料理マンガ」のパイオニア
2020.02.18
1970年代に連載されたマンガ『包丁人味平』は、主人公がライバルと料理で勝負するという形のグルメマンガとしては最初期にあたる作品です。実際に、同作を読んだことがきっかけで料理人への道に進んだという人もいます。これまで数多くの「職業」がマンガの題材として取り上げられてきましたが、そのなかでも「料理人」にスポットを当てたパイオニア的作品が、1973年~1977年にかけて集英社「週刊少年ジャンプ」で連載された『包丁人味平』(原作:牛次郎 作画:ビッグ錠)です。