「ルールは自分が決める」強烈な個性でNBAを生き抜いたアイバーソンが貫き通した“信念と掟”←僕も
「ルールは自分が決める」
これが、アレン・アイバーソンの生き方だった。ゲットーで生まれ育ったアイバーソンは、ストリートから人生を学んでいった。ルールは自分が決める、そうしないとほかの誰かが勝手にルールを決めてしまう。支配するか、支配されるか、選択肢はふたつにひとつ。そんな環境が彼の生きていた世界であり、感受性豊かな少年期に体に染み込んだそれらの習慣を、NBA入りしたからといって簡単に拭い去ることは難しかった。