【競技かるた】かるたの甲子園、中止に 史上初 「ちはやふる」で盛り上がる中「残念」
新型コロナウイルスの感染拡大で、毎年夏に「かるたの聖地」とされる近江神宮など大津市内で開かれてきた「小倉百人一首競技かるた第42回全国高校選手権大会」が中止になった。主管する日本高校かるた連盟が29日、発表した。1979年から続いてきた同大会の中止は初めて。全国高校選手権は、百人一首の巻頭歌を詠んだ天智天皇をまつる近江神宮を中心に、大津市内各所で各校による5人1組の団体戦と、個人戦が2日間にわたり開かれ、「かるたの甲子園」とも呼ばれてきた。