高齢者は朝のドラッグストアへ本当に「殺到」したか? ~上の世代はTVの影響受けやすい
高齢者は朝のドラッグストアへ本当に「殺到」したか 購買データで解明
新型コロナウイルスの感染食い止めのため、小売りでの来店客の密集防止が叫ばれている政府などが必要に応じた入場制限を呼び掛けているスーパーと並び、焦点となっているのがドラッグストアだ在宅勤務などで消費が増えた日用品を買いに訪れる人を減らすのは、容易ではない加えて、マスクやトイレットペーパーを買うための早朝の行列も問題になったでは、実際にドラッグストアに実際に「殺到」しているのはどの年代で、時間帯はいつ頃なのか「高齢者は~」「若者だから」などとどうしても印象論で語られやすいこうした消費者行動や世代差の実像について、購買データによる独自分析で迫った「トイレットペーパー騒動」時、特に50~60代急増分析は、ビッグデータによるマーケティング分析を手掛けるTrue Data(東京・港)が全国のスーパーやドラッグストアにおける延べ約5000万人の購買情報を活用レシートに加えてポイントカードによるPOS(販売時点情報管理)データを使い、その中からドラッグストアでの購買情報を抽出したさらに、新型コロナ問題が浮上する前に当たる2019年11月の各週の平均集客数を「100」として、浮上後の1~4月の各週分の数値を算出。