【音楽】おニャン子クラブ、運命の日から35年。ブレイクして「壊したもの」と「残したもの」
「お声の様子とか、みなさんのアクションは非常に若々しくてあどけないんですけれども、歌詞がすごいんですねぇ。今ごろこんな歌詞、みんな平気で歌っちゃうのかな?」1985年8月29日に放送された音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)で、司会の黒柳徹子が発したコメントである。それはこの日、初めてベストテン入りしたおニャン子クラブが、7位にランクインしたデビュー曲『セーラー服を脱がさないで』(作詞:秋元康、作曲・編曲:佐藤準)をスタジオで歌唱した直後に飛び出した。