【海水浴/スキー】東北の海水浴列車は「かっぱ」だらけ 昭和のスキー列車は強行軍
自家用車の普及が、まだ進んでいなかったころ、海や山でのレジャーを楽しむ人々の足は国鉄だった。昭和40~50年代の時刻表を見ると、海水浴場やスキー場に向かう臨時列車が数多く掲載されていた。そして、そのネーミングは個性的なものだった。当時、7月から8月にかけて全国各地を走っていたのが海水浴列車。関西から日本海側へ向かう臨時急行は「但馬ビーチ」「丹後ビーチ」「はしだてビーチ」など、ビーチという言葉をつけて雰囲気を出していた。