【正論大賞】<笹川陽平>「日本は独自の文明があり2000年を超える歴史と伝統を持つ国であるという誇りを私たちは忘れてはいけない」
第35回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の表彰式が17日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われた。大賞を受賞した日本財団会長の笹川陽平氏(81)に、産経新聞の飯塚浩彦社長からブロンズ彫刻「飛翔」(御正=みしょう=進氏制作)と賞金が贈られた。笹川氏は昨年年頭の本紙「正論」欄で「中国古典にとらわれず新元号を」と主張するなどの言論活動や、ハンセン病抑圧活動をはじめとする40年以上に及ぶ慈善活動が高く評価された。