東京五輪の買収疑惑に暗雲が再び──フィンセン文書で「送金」の詳細が明らかに #はと
<招致委の不透明なカネの流れを海外メディアが報道、再浮上した疑惑への説明責任が問われている>新型コロナウイルスの影響で来年7月に開催が延期された東京五輪だが、その招致に関わる買収疑惑に関して最近、大きな動きが2つあった。1つは国際陸連(現世界陸連)元会長のラミン・ディアクとその息子パパマッサタ・ディアクが、ロシア陸上界におけるドーピング隠蔽の対価として「賄賂」をもらっていたとする有罪判決が9月16日にパリで言い渡されたこと。