【競馬】武豊騎手の夢を砕いたのは『コンタミ』 本紙獣医師記者が“凱旋門賞の悲劇”となった薬物混入を徹底解説
4日の凱旋門賞は、直前にAオブライエン厩舎の4頭が取り消した。同厩舎の使っていた飼料に薬物混入があり、出走すればドーピングとなる可能性があった。昨夏、日本でも飼料添加物に製造ラインにおける薬物混入の疑いが発覚し、大量取消が生じる事件があったが、ほぼ同じ構図だ。飼料などの製造ラインや、実験室において、意図せぬところに意図せぬ薬物、細菌、ウイルスなどの混入が起きることを「コンタミ」と言う。