【箱根駅伝】合宿禁止令、練習量は例年の6割、見えない目標……それでも早大競走部は「ニューノーマル」で箱根路に挑む
「春先に4年生から『箱根駅伝が本当にあるのか心配です』と言われたんです。その時には、明確にその不安を打ち消すことができませんでした。最後の年に目標としてきた試合がなくなるのは、本当にかわいそうなことだと思います。そしてそれは4年生に限ったことではありません。選手からしてみれば、1~3年生だって選手寿命は限られていますし、大学4年間という短い時間のうち1年間がなくなるのは平等につらいことだと私は思いました。