【大学ラグビー】明大の山沢京平副将は、もし試合に出られなくてもキーマンになる。
最低気温が1桁台に達した11月11日の東京。世田谷区は八幡山にある明大ラグビー部のグラウンド脇の簡易スタンドに、右腕あたりへ装具をつけた山沢京平が腰をかけていた。チームの副将でもある22歳は、仲間の練習に視線を送る。心のありようを述べる。「うまく行っているところ、いっていないところを自分なりに提示…ではないですけど、それをすることで、チームに少しでも力になればな…というようにはなっています」パナソニックに所属し日本代表3キャップの拓也の弟。