【柔道】講道館杯の不可解裁定 ミス認め両者優勝 無効の抑え込みは「技あり」と結論
全日本柔道連盟は20日、講道館杯の男子60キロ級決勝で審判の不明瞭な裁定で混乱が生じたことに関して、大会運営上のミスを認めた上で、特例的に両者を優勝とするなどの対応をとることを決めたと発表した。審判委員会、強化委員会、アスリート委員会などの4委員会が共同で提言したもので、「大会運営上の誤謬(ごびゅう)を認め、決勝戦の勝敗がついていなかったものとし、特例的かつ限定的に遡って両者優勝とすることで意見が一致した」と報告。