【野球】沢村賞選考委員長の堀内恒夫氏「選考基準を見直す時期にきている」 今年は中日・大野が初受賞
「沢村賞」の堀内恒夫選考委員長は、将来的な選考基準の見直しの必要性を口にした。今季は新型コロナウイルスの影響で開幕が約3カ月遅れ、120試合制に短縮されたこともあり、クリアした選考基準は全7項目で3項目。投手分業制が浸透し、球数制限を重視するなど先発投手の起用法は年々変化してきている。18年から先発し7回以上を投げて自責点3以下に抑えた試合の割合を示す「日本版クオリティー・スタート(仮称=QS)の達成率」を考慮の対象にするなど、時代の推移を見つめながら慎重に選考をしてきている。