【野球】オリックス・吉田正、初の首位打者 高打率の秘密は…粘り強さと選球眼 120試合 .350 14本 64打点 29三振
◇データで振り返る コロナ禍の2020年シーズン
打率を残せる確実性と本塁打を放つ長打力を持ち、三振しない。しかも四球で出塁する選球眼がある――。3年連続全試合出場を果たし、初タイトルの首位打者に輝いたオリックス・吉田正はそんなスーパーマンだった。高打率の秘密は、追い込まれてからの粘り強さ。カウント2ストライク後は打率・302(169打数51安打)で、規定以上で3割を超えたのは15年秋山翔吾(西、現レッズ)以来。