IOCが東京五輪のイタリア選手団に国歌や国旗の使用を禁止する可能性が出てきた。イタリア政府が同国オリンピック委員会に代わりスポーツ予算の配分を行っている現状が五輪憲章に抵触するとして、同委員会のマラゴ会長が「処分の可能性がある」と警告。改善されなければドーピング違反のロシアと同じ処分を受けるほか、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の開催権剥奪に発展する可能性もあり、同国政府は27日のIOC理事会を前に、同委員会の権限を拡大する措置を決めた。

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