【映画】ヴェネチア受賞の『スパイの妻』、日本アカデミー賞では選考対象外。他の傑作にも「残念」の声は多く…
昨年(2019年度)は、政治の暗部にも切り込んだ『新聞記者』が頂点となる最優秀作品賞に輝き、その流れに変化も感じさせた日本アカデミー賞だが、今年(2020年度)の優秀賞(米アカデミー賞における「ノミネート」)が発表された1/27以来、「あの傑作がなぜ入らないのか?」という声があちこちで聞かれる。そもそも日本アカデミー賞は、ある程度の興行成績を記録しないと優秀賞(ノミネート)に入ることは不可能に近い。