【東京五輪】問われる関係者の無責任体質 森会長を決めたのは当時の下村五輪相、竹田JOC会長、秋山東京都副都知事の3者協議
JOC臨時評議員会での“女性蔑視発言”から8日目にして、ついに森会長が辞任を決意した。一連の報道の中には森会長のこれまでの功績うんぬんを伝える内容も散見されたが、今回の問題は功績のあるなしは一切関係ない。焦点は明快で、IOCが策定した「アジェンダ2020」に基き「男女平等」を押し進めてきた東京五輪の、しかも組織委員会のトップが公然とその理念を否定するかのような発言をしたということだ。