【競馬】藤沢和雄調教師インタビュー3 「一勝より一生」 「馬の恩返し」 名伯楽の最後の挑戦語る
――馬をしつけようにも厩舎にいる時間が短くなった。「そうだね。人手も施設もそろっている大手牧場の場合、自分のところで入念に調教を積んで、競馬に使える馬だけ厩舎に置くようになった。牧場も良くなっているから(我々も)凄く楽になったが、欧州に比べると厩舎にいる時間が圧倒的に短い。エイダン(愛国のオブライエン調教師)もファーブル(フランスの調教師)もマイケル(英国のスタウト調教師)の所も1歳の10月から放牧しないで、ずっと厩舎にいる。