【背番号物語】阪神「#02」松永浩美「自分をオニのように強くするために」前代未聞のナンバーへ 80試合 .294 8本 31打点 3盗塁
デジタルの暴走?
阪神へ移籍1年目の93年、背番号を「2」から「02」に変更した松永プロ野球で初めて広島で「0」が登場したのが1983年。プロ4年目の長嶋清幸が背負ったもので、その前年にメジャーで登場したばかりの背番号を早くも“輸入”した形だったが、当時は近年のように簡単にはメジャーの情報が手に入らなかった時代であり、多くのファンに独特な違和感と奇妙な期待感をもって受け入れられた。