ばんえい競馬 馬の顔を蹴った騎手らを告発 動物愛護団体
北海道帯広市主催の「ばんえい競馬」で、騎手らが出走馬の顔を蹴った問題を巡り、動物愛護団体・認定NPO法人アニマルライツセンター(東京)が動物虐待行為に当たるとして、騎手と厩務(きゅうむ)員を動物愛護管理法違反で帯広署に告発した。10日、関係者への取材で明らかになった。4月18日に帯広競馬場であった新馬の能力検査で、男性騎手(44)がレース途中の坂で動けなくなった出走馬の顔を2回足蹴りし、別のレースで男性厩務員(58)も同様に馬の顔を蹴った。