「バカとブスこそ東大に行け!」は令和のルッキズムにどう響く?【ドラゴン桜】
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今期ドラマの中で視聴率トップを走り続けている『ドラゴン桜』。落ちこぼれ生徒たちが、弁護士・桜木健二(阿部寛)の提案する目から鱗の勉強法によって東大を目指す、というもので、2005年に放送されたドラマの第2シリーズとなります。第1シリーズと比べて“成敗”的なシーンが増えており、「『半沢直樹』化している」という異論反論もあるものの、阿部寛のパンチの効いた演技と、「へえ~!」と思わせる受験情報を織り交ぜていることもあって、何だかんだ面白く見させてもらっています。