【文学】「忘れてしまいたい日本語は<美しいニッポン>」 『彼岸花が咲く島』で第165回芥川賞受賞の台湾出身フェミ女作家・李琴峰

◆ 台湾出身作家李琴峰、《彼岸花が咲く島》で第165回芥川賞受賞日本文学振興会は7月14日、『第165回芥川龍之介賞・直木三十五賞』を発表し、李琴峰(り・ことみ)さんの小説《彼岸花が咲く島》が日本で大きな影響力を持つ純文学賞である芥川賞を受賞した。今回の芥川賞でノミネートされた5名のうち、3名が初の候補入りで、李琴峰さんは2019年の《五つ数えれば三日月が》に続いて2回目のノミネートでの受賞となり、台湾人作家の受賞としては初の快挙を成し遂げた。