【東京五輪】侍ジャパン・近藤健介の珍走塁 “なぜセーフ?”元NPB審判員記者が検証
◇東京五輪第13日 野球準決勝 日本5―2韓国(2021年8月4日 横浜スタジアム)
2―2の同点で迎えた8回1死一塁。近藤健介(日本ハム)が一塁へゴロを放った。韓国は併殺を狙ったが、遊撃手から一塁への送球が逸れて、打者走者の近藤は一塁でセーフとなった。タイミングはアウトだったが、ベースカバーに入った投手が正しく一塁ベースを踏むことができなかったと、一塁塁審が判断し「オフ・ザ・バッグ」」(ベースから足が離れたことを示す)の動作でセーフの判定を下した。