【野球】「高校野球で抗議は好ましくない」は変わるのか、甲子園で起きた“疑惑の判定” 公立贔屓?
野球の審判も人間。時には誤審を犯したり、微妙な判定を下してしまうこともある。夏の甲子園でも、“疑惑の判定”がクローズアップされた試合が少なくない。1球の判定が、勝敗に大きな影響を及ぼす皮肉な結果を招いたのが、2007年の決勝、佐賀北vs広陵だ。強豪私立校の野球特待生制度が社会問題化したこの年、公立校の佐賀北が、準々決勝で帝京、準決勝で長崎日大の私立勢を相次いで撃破し、“がばい旋風”を巻き起こした。