【映画】『ドライブ・マイ・カー』なぜ賞レース席巻?アカデミー賞候補入りの可能性は
アワードシーズンも、いよいよ本番。そんな中、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が爆走している。(Yuki Saruwatari/猿渡由紀)『ドライブ・マイ・カー』は、2014年に刊行された村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」所収の短編を、西島秀俊主演で映画化。妻を亡くした喪失感を抱える俳優・演出家の家福(西島)が2年後、演劇祭で広島へ向かうなかで寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)と出会い、彼女と過ごすうちにそれまで目を背けていたあることに気づいていく。