【駅伝】なぜ日本人は駅伝に熱中するのか――その起源と箱根駅伝人気が突出する理由、国民好みの競技性を読み解く
東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往復217.1kmを10人のランナーが走り継ぐ箱根駅伝は、日本の正月の風物詩として絶大な人気を誇っている。過去にも多くのドラマを生み、スター選手を輩出したイベントの人気の理由とはなにか。駅伝競技の歴史を紐解きつつ、人々にこよなく愛される「箱根」の魅力を解説する。■視聴率30%に迫る正月の風物詩
日本で最も注目を集める陸上の競技会は、大学生たちがタスキをつなぐ箱根駅伝だ。