テレビ業界、ヤラセ番組37年の黒歴史を暴露「誇張、歪曲、捏造、虚偽」メディア専門家が断罪「バレなきゃいい」は悪魔の囁きなのか
仮に「アフタヌーンショー」の例を起源とすれば、テレビとヤラセの黒歴史はすでに37年にも及ぶ。はたして「必要悪」で片づけられるものか。メディア文化評論家の碓井広義氏に、問題の根底を解説してもらった。「ヤラセとは? シンプルに考えれば、事実でないことをあたかも事実のように誤認させることでしょう。とはいえ、作り手の狙いによって、いくつかのタイプと度合いがあります」碓井氏が考えるヤラセの種類は、大別して以下の5つだという。