【テレビ】“BPOのせいで面白い番組が作れない”はテレビ局の言い訳か、求められる姿勢とは
視聴者を楽しませるための“攻めた演出”とコンプライアンスの狭間で、テレビ界が揺れている。そんな過渡期に存在感を増しているのが“放送倫理の番人”BPO(放送倫理・番組向上機構)だ。BPOの存在は、時に「テレビをつまらなくしている」とも指摘されることがあるが、実際はどうなのか。【全3回の第3回。第1回から読む】BPOが今年4月15日、〈「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関する見解〉を公表し、テレビ業界には大きな衝撃が走った。