【世界陸上】東京開催 後押しした「国立サブトラック問題」解決 一方、維持費年間24億円捻出はどうなる
【2025年、東京で世界陸上 】 【記者の目】世界陸上を新国立競技場で開催するにあたって、最大のネックとなっていたのは「サブトラックがない」ということだった。サブトラックは選手たちが競技直前に最後の調整をする必要不可欠な場だ。国際大会を開催する「第1種公認陸上競技場」には常設のサブトラックが義務づけられており旧国立競技場で開催された64年の東京五輪や91年の世界陸上、そして昨夏の東京五輪では隣接する神宮外苑に臨時のサブトラックを設けてこの条件をクリアした。