映画『ロッキー』の生卵飲み干しシーンで米国人観客が悲鳴を上げた理由
映画『ロッキー』は、1976(昭和51)年製作のシルベスター・スタローンの出世作だ。無名のボクサーにアメリカン・ドリームのチャンスをと、世界ヘビー級チャンピオンと戦うことになったロッキー。朝4時に起きてお金のないロッキーが栄養補給のために、縦長コップに生卵を5つ割り一気に飲みほす場面がある。日本人の感覚で見れば、生卵を箸で溶かないで醤油もかけずにそのまま飲み込むなんて何と根性がある奴で、試合のために気合が入っているとしか思わないであろう。