【将棋】「佐藤天彦マスク問題」の裏側にあるもの…「将棋界の常識は世間の非常識」
あるトップ棋士は、こう言う。「永瀬とすれば、このまま秒読みに入ってしまったら、(注意をうながすため)席を立つこともできなくなるので、その前に裁定を出してもらう必要があった。自分が不利だから、反則負けを主張するなんていうことはありえない。そもそも永瀬と天彦とは仲がよく、遺恨があったわけでもありません。天彦が将棋以外のことを永瀬に考えさせていた、100%盤上に集中させなかったという時点で、棋士の感覚としては、もうアウトなんです。