立川談春×酒井順子「談志にクビだと言われたら、刺し違えようと思っていた。まわりを不幸にしても、好きなことを仕事にする」
【連載】酒井順子の大人は知りたいことばかり:落語家の胸の裡<後編>立川談春 酒井順子
17歳で立川談志さんに弟子入りし、古典落語の名手といわれる立川談春さん。変化の激しいこのご時世に何を思い、落語の灯を繫いでいるのでしょうか。大の落語好きで、長年の知人でもある酒井順子さんと深く語り合いました(構成=篠藤ゆり 撮影=洞澤佐智子)<前編よりつづく>
落語にとって試練の時代
酒井 私たち、同い年ですよね。