【音楽】蔓延する「LGBTQ+の作品を批判してはいけない」という風潮――サム・スミスのMVをめぐる議論から考える
岸田総理の「社会が変わってしまう」に、荒井勝喜元総理秘書官の「見るのも嫌だ」。性的少数者や同性婚のあり方をめぐって驚くべき発言が繰り返されました。欧米メディアからも“G7で唯一同性婚を認めない国”と報じられ、今後の対応次第では先進国としての立場が揺らぎかねない状況です。人気アーティストのMVをめぐって巻き起こった議論では、LGBTQへの理解が進んでいるとされる欧米はどうかというと、いまある音楽をめぐって議論が巻き起こっているのです。