MAPPA、アニメチェンソーマンは「収支においては完全に成功だったと言える」
■異例の「100%出資」は成功したのか
――大きな挑戦だったと思いますが、現在までの結果をどう振り返っていますか。今まで、作品を世の中に出す前の段階でここまで注目されたことはなかった。当社は若い会社なのであのプレッシャーをどうやって受け止め、ベストなパフォーマンスを出していくのかに苦心した。権利の細かい手続きやライセンシング、商品企画など、従来は製作委員会側がやってくれたような仕事を経験したのは良い勉強になっている。