【野球】阪神が優勝できなかった本当の理由…ドラフト指名の“失敗”を恐れて「暗黒時代」を招いたスカウト戦略
評価基準は「甲子園で活躍した選手」
1990年から2001年までの12年間、阪神は最下位8度を含む、Bクラスが11年という低迷期が続き、ドラフト1位で獲得した選手が軒並み伸び悩んだ時期があった。人気球団ゆえに、ドラフト指名での“失敗”を恐れ、他球団との競合を避けてしまう。さらに、「甲子園で活躍した選手」という、分かりやすい、つい誰もが納得してしまいがちな“無難な評価基準”を選んでいたことに原因があったという。