【高校野球】慶応監督が語る“坊主頭”本当の問題点「『昔からこれが当たり前』という“思考停止”こそ罪深い」
神奈川大会で東海大相模、横浜高校を撃破し、“戦国”神奈川から夏の甲子園出場を決めた慶応高校。甲子園の初戦で北陸(福井)を9-4で打ち破り、実力だけでなく「髪型自由」という他校とは一線を画する方針も話題となった。そのチームを率いるのが、森林貴彦監督だ。小学校のクラス担任も務める森林の教育論を著書『Thinking Baseball ――慶應義塾高校が目指す"野球を通じて引き出す価値"』(東洋館出版社、2020年10月発行)から抜粋して紹介する坊主頭それ自体は問題ではない。