【野球】“非効率な作戦”とわかっているのに…日本のプロ野球で「送りバント」は、なぜ減らないのか?
今年のプロ野球は、歴史的な“投高打低”と言われている。チーム打率が2割5分を超えているのは、ソフトバンクだけ。パ・リーグ最下位に沈む西武は打率.203と1割台が見えている(7月3日終了時点)。(略)
有効なのは「打率1割以下の選手」だけ
「ヒットとホームランが減っているのだから、送りバントで確実に走者を進めて1点をとりにいくのは当然だ」こんな声も聞こえてきそうだが、統計学的に野球を分析すると、「送りバントが非効率な作戦である」ということは常識だ。