【パリ五輪】「9回も嘔吐し、下痢もした」水質問題のセーヌ川で競技出場のドイツ選手3名が体調不良に 仏メディアも悲観「議論は続く」
汚染に対する懸念を疑わざるを得ない一報が飛び込んだ。現地時間8月11日、フランスのラジオ局『RMC Sport』は、8日にセーヌ川で行われたパリ五輪の女子10キロオープンウォータースイミング(OWS)で、出場したドイツ人選手3名が体調を崩したと報じた。大会前から水質汚染が問題視されてきたセーヌ川。雨天による状態悪化が懸念された中で、大会組織委員会は「水質の基準値を下回った」とゴーサインを出し、トライアスロンとOWSの2競技を強行的に開催していた。