【相撲】早大・篠原茜 創部107年目で初の女子部員、競技の裾野を広げる「先駆者」としても
1917年に創部し、今年で107年目を迎える早稲田大学相撲部に、初めて女子部員が誕生した。2022年の全日本女子相撲選手権超軽量級(50kg未満)で優勝したこともある篠原茜(1年、大妻)。クロスカントリースキーとも両立させ、競技者としてだけでなく、大会の運営にも興味を持つ彼女の原動力とは。■早稲田に入って驚いた「基礎稽古」の多さ
8月上旬、東京・東伏見にある早稲田大の相撲道場を訪ねると、翌日から合宿の予定が組まれていたこともあり、部員たちは普段より軽めの稽古に精を出していた。